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日経産業新聞

iPS全自動で培養

2016/07/25

2016/02/23 日経産業新聞より引用
『東京女子医科大学の松浦勝久准教授らは、旭化成や堀場製作所などと共同で、治療で使う大量のiPS細胞を全自動で培養する装置を試作した。細胞の培養液を透析する器具と培養液の性質の変化を監視する器具を追加し、培地交換や培養状態を確かめる手間を減らす。培養コストの削減も見込み、再生医療の臨床研究や細胞製剤の開発の効率化を目指す。
(中略)
心臓やすい臓などの移植で必要とされる量の細胞の培養には、通常の24時間程度の手作業が必要だが、装置を使えば5時間程度ですむという。
研究グループは開発した培養装置で増やしたヒトのiPS細胞が、正常に分化するか検証した。iPS細胞の約8割が心筋細胞に、残りの2割が心筋細胞を支持する「繊維芽細胞」に分化した。移植をする上で適切な比率だという。(中略)』

★コメント
2006年に京都大学の山中伸弥教授らが初めて作り、その功績で2012年ノーベル生理学賞受賞に至ったiPS細胞がもう量産技術開発のフェーズに入っている。このスピード感はかつてないと私は感じた。
本件は産官学一体で進めるタイプのプロジェクトだがこのコラボレーションという発想が開発を加速する。基礎研究から量産までスピード感を以て実施するさいにはまずいい相方とコラボする、これが大事だと感じた。
ちなみにiPS細胞のiを小文字にしたのはiPODのように普及してほしいという願いからだと言う。その願いはすでに実現されている。技術者として羨ましく思う。

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