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日経産業新聞

ガン細胞中性子で攻撃、開腹手術中の使用も

2016/07/25

2016/03/02 日経産業新聞より引用
『国立がん研究センターは1日、最新鋭のがん放射線治療システムを導入したと発表した。ホウ素中性子捕捉療法と呼ばれる治療法で、ホウ素薬剤を取り込ませたがん細胞に中性子を照射することで、がん細胞だけを攻撃するのが特徴。(中略)
医療機器開発・製造会社のCICS(東京・江東)、日立製作所の米国子会社、アクシス・テクノロジーと共同開発した。患者にホウ素薬剤を投与した後、アクシス社製の加速器から飛び出してくる陽子を金属のターゲットに当てる。そこから飛び出す中性子を患者の上から照射するため、開腹手術中にも使える可能性があるという。
(省略)』

★コメント
中性子を用いたガン治療の最新装置の話。放射線治療の肝は如何にしてガン細胞だけを破壊するか、だろう。人体へのダメージを低減することで真の延命処置が可能になる。家族が重度のガンを発症した際真っ先に利用したくなる治療が放射線治療ではないだろうか。治療費は数百万オーダーだが助かるならありがたい事である。少しでも長く生きていたい、生きていてほしい、その願いを叶える事が出来るのも技術あってこそである。人を幸せに出来るものづくりを志したいものである。

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