(マインドマップ)日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ
2016/06/04
こんばんは、月光です。今回は以下の書籍をマインドマップ化しました。
タイトル:日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ (2014/01/20発行 湯之上隆 著 文春新書)
■書評
今回もFreeMindツールを使ったマインドマップ作成を試みたが、まとめていると実に気持ちがいい。作業がとにかく軽快だ。無料とは思えない使い勝手と見やすさに改めて脱帽した。
さて今回マインドマップ化した「日本型モノづくりの敗北」の感想をまとめる。
率直に言う・・・日本半導体業界に属する人間全員刮目して見よ!。それほどすばらしい本だ。
著者自身が日立、エルピーダメモリ、セリートと渡り歩いた猛者であるとともに日本半導体業界の強み・弱みをよく把握した研究者である。結論としては「あなたの技術でこの世界の何をどう変えたいと思うか、それがイノベーションの原動力となる」ということになるのだが、その具体的切り口も本文では多く語られている。
オバマ大統領がクリーンスーツ着ないでAMAT本社のクリーンルームに入ったエピソードは笑えた。
半導体技術の名著に久々に出会えた。満足の一冊である。同業者の皆さまは是非一読願う。