難聴の人に優しいスピーカー、 ミライスピーカーのサウンドファン
2017/02/28
どもども~月光っす。
ものづくりをしていく上で利益を無視することは出来ません。
開発期間を短縮し、最小のコストで最大の歩留まりを達成し高収益を得る。メーカーであれば必須の思想だと思います。
確かに利益は大事です、しかし忘れてならない思想があります。それは『製品を通じて社会に貢献すること』
社会貢献という思想を忘れたとき、技術者の活動は単なるエゴと化します。
そんなときにいいベンチャー企業を見つけたので情報共有いたします。
みんな聴こえる「ミライスピーカー®」(株式会社サウンドファン)
株式会社サウンドファンのミライスピーカーは一言で言うと『聴きやすいスピーカー』です。
ホームページによると以下の原理を用いた製品のようです。
一点の音源から音を発する従来のスピーカーとは異なり、「ミライスピーカー®」は、曲面の振動板全体で音を発生させており、音波が平面波に近く、拡散しないで耳元まで音を届けることができます。それにより、遠く離れていても普通のスピーカーより音がハッキリと聴こえます。
また蓄音機が高齢者の耳に届きやすいことからヒントをえたそうです。
高齢者の多い集まりで、たまたま流れた蓄音機の音。それを聴いた多くの方から「聴きやすい」という声があがりました。そこで、蓄音機をヒントに「すべての人の聴こえる」を目指し開発されたのが「ミライスピーカー®」です。
この「高齢者は、通常のオーディオスピーカーよりも蓄音機の方が聴きやすい」という発見がベンチャー企業発足のモチベーションになったわけです。
機能の優位性と社会貢献を兼ね備えた素晴らしい製品ですね!作る人も高いモチベーションを維持出来そうです。
『社会貢献』を意識したテクノロジーの進歩こそ技術者が目指すべきミライではないでしょうか?
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます。