ソニーの積層CMOSイメージセンサ、車載用で業界初採用決定
2017/10/24
ども月光っす。
ソニー自慢の積層CMOSイメージセンサが遂に車載用途で採用されるようです。
2017年5月に発売されたフルサイズのミラーレス一眼カメラα9では積層CMOSが採用されていましたね。
駆動回路と画素回路を積層することで省スペース化と高感度化を両立する積層CMOSイメージセンサ、
イメージセンサの理想形と呼ばれるデバイスをついに自動運転を視野に入れた車載用として発売、みごとです。
特に注目すべき点は以下です。
- 4画素の情報を加算し、1画素として処理、感度を高める
- R(赤)とC(クリア)を組み合わせたRCCCカラーフィルタを採用し、高感度2,666mVを実現
- 暗い部分は高感度、明るい部分は高解像度で交互に撮像する機能を備える
- イメージセンサーから出力される画像の改ざんを防ぐセキュリティー機能を業界で初めて実装
- 米Intelの子会社であるイスラエルMobileyeが、先進運転支援システムや自動運転技術に向けて開発中のイメージプロセッサー「EyeQ 4」、「EyeQ 5」と接続可能になる予定
イメージセンサから出力される画像の改ざんを予防する機能を実装しているようですが、最先端の犯罪対応ですよね。
改ざん出来るとどんな犯罪や事故が発生するのでしょうか?
また、自動運転に必須の車載用イメージセンサ、これにて完成という感じでしょうか。
恐らく他社もこれに追従した動きを取ることでしょう。
先頭を行くソニーにどれだけプレッシャーを掛けることが出来るか。それ次第で車載用センサー業界もさらに盛り上がっていきそうですね。
本当に自動車が自動で動く日が来ちゃいそうでなんだか怖いです。。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。