自動運転で自動車を運ぶというこの概念!
2016/12/09
ども~月光っす。
自動運転って毎日のように新聞や雑誌を賑わしてますよね~。先駆けとして既に日産自動車から低次の自動運転機能を実装したセレナが発売され、人気になっています。
現状はオプションとしての位置付けらしいですがその内標準装備になって本当に運転しないで移動出来るようになっちゃうのでしょうか?
そんなことを考えていた矢先面白い記事を見つけました。
自動運転を使った運搬車で車を運搬する方法を日産自動車が開発したそうな。これで人手不足になっても車の運搬に困りませんね。さすが”やっちゃえ!日産!”やることが渋いです。
日産、完成車の無人搬送システムで一石三鳥を(Responseより)
自動運転技術のリーダーを自負している日産自動車。その日産が自動運転技術を活用した完成車の無人搬送システムを開発し、12月5日同社の追浜工場で報道陣に公開した。
日産は2018年に高速道路での自動運転、そして2020年に市街地での自動運転を目指して現在技術開発を進めている。その一連の技術を市販車ではなく、生産工場内で使えないかと、生産と開発部隊が一体となって開発したのが、今回披露した無人搬送システムなのだ。
同システムは、自動運転機能を備えた電気自動車『リーフ』ベースの牽引車と台車で構成され、一度に最大3台の完成車を無人で搬送できる。追浜工場では組み立て工場から専用埠頭までの1.4kmを制限速度の時速30km/hで搬送する。車両生産技術担当の吉村東彦常務執行役員はこのシステムの狙いについて次のように話す。
「将来、ドライバーの確保が難しくなるということを鑑みて、自動運転の技術を活用して車を搬送することを考えた。もう一つはCO2の発生の抑制だ。500台を1台ずつドライバーが1.4km運転して搬送するとなると、それなりのCO2を排出してしまう。これを電気自動車の『リーフ』でトーイングすれば、CO2の抑制ができる」
もちろん、その他にも市販車の自動運転技術に役立てようという狙いもある。なにしろ工場内なので、自由に実証実験も行えるからだ。しかも、工場内にはトラックをはじめ、取引先の車などが多く走っている。文字通り、日産はこの無人搬送システムで一石三鳥を狙っていると言っていいだろう。