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日経産業新聞

三菱自、軽の販売75%減、5月、燃費改ざん問題響く、日産も77%大幅減

2016/07/25

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2016/06/01 日経新聞夕刊より引用

こんばんは、月光です。今回は日経新聞夕刊から三菱自動車と日産自動車の軽販売減に関する記事をお伝えします。

★記事要約
●三菱自動車の5月の国内の軽自動車販売が、前年同月比で75%減り、約900台だったことが分かった。

●軽で燃費改ざんが発覚し、4月20日から対象車種の販売を停止した影響が出た。

●三菱自から軽の供給を受ける日産自動車も77%減の約3千台と大幅に落ち込んだ。

●燃費試験で不正があったスズキも15%減の約3万8千台と苦戦を強いられた。

●国内の5月の軽市場は14%減と17カ月連続で前年水準を下回った。

●三菱自は「eKワゴン」「eKスペース」、日産は「デイズ」「デイズルークス」で燃費の改ざんが明らかになり、生産と販売を停止している。

●三菱自にとってeKシリーズは国内販売の4割超、日産にとってデイズシリーズは2割超を占める最量販車種で、販売停止の影響は大きい。

●国内の軽市場は2015年4月の軽自動車税増税による駆け込み需要の反動減が続いてきた。



★コメント
燃費改ざん問題を見て多くの人が感じたことそれは、「カタログ値通りの燃費なんてどのメーカーも嘘だろ」ということだろう。

最近の加熱し過ぎた燃費競争の一つの末路なのかもしれないが基本的には日産のチクりによって露見した事件だと著者は思う。つまり関係が微妙だったことが容易に想像出来る。

燃費をよく見せるために通常有り得ない設定で走行するとの噂もある。例えばタイヤ空気圧をパンパンにする、タイヤ幅を純正より細くする、燃料タンクを小さくする軽くする、などだ。そのためカタログ値と実測は合わない。

カタログ値と合わないのはある意味”常識”であるがやはり企業の信頼を落としたことをフォローする理由はない。早急な是正処置と企業体質の改革が必要だ。

他山の石と受け止めものづくりに関わる全ての人が類似ケースを予防する気持ちになれれば類似の事件は防げる。

ばれないだろ?はいつかばれる。
そう思う事が大切だ。

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