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日経産業新聞

IoT、進む国際連携

2016/07/25

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2016/05/03 日経新聞より引用

おはようございます、月光です。今日はドイツで開かれた世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ」の記事を簡単に紹介します。

記事を要約すると以下になります。
●ドイツが提唱した ”インダストリー4・0”の理念に共鳴した諸国が連携を模索中。
● オランダに拠点を置く企業の新組織「スマート・コネクテッド・サプライヤー・ネットワーク」を発表。 ASMLやフィリップスなど含め300社をつなぐ。
● ドイツを軸に欧州のIoTは融和が進む。
● 米国は実用主義の国らしく現実が先を進み、政治が介入する余地はない。
● 日独政府がIoTの標準化の協力などの覚書を結んだ。
● 2年前から日本からの「I4・0視察ツアー」が急増し日独も接近している。
● 「IoTは目新しいものではなく、今ある資産を生かすかが重要。外部を巻き込み、課題解決と新事業の創出を図る」。
● 「訪ねてきた日本企業は話を聞いて終わりのことが多く、互いのノウハウ公開にも及び腰。その後の連絡もない」

★コメント
さまざまな製造設備がインターネットにつながる IoT (もののインターネット)の動きにより、データの収集と制御が可能になる。この世界観をインダストリー4.0「第4の産業革命」と呼ぶ。

日本ではあまり大きく取り上げられていないがドイツを中心とした諸外国は必死になって取り組んでいる。

インダストリー4.0による”スマート工場”は、生産施設をネットで結んだ生産システムであり、製造に関わる企業は物理的に近い場所にある必要はなく、ネットによって結合されたバーチャル・クラスターを形成する。

これにより大幅なコスト削減が可能になるのだという。

日本ものづくり連合はどうするか?いまのところ積極的ではないが大手企業も一部参入といった格好だ。

もしも我が国の産業界がこの波に乗り遅れた場合、ドイツに大きく水を開けられる危険がある。

乗り遅れるな!日本のものづくりよ!革命が起きるというのだ、時代遅れになってはいけない。B to B関連ビジネスもいい刺激を受けるはずだ。新しい工場、楽しみである。

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