エイスース、ゲーム用ノートPC、世界初水冷式
2016/07/25
2016/04/13 日経産業新聞より引用
おはようございます、月光です。今日の気になる記事を紹介します。今日は台湾エイスースのゲーミング（ゲーム用）パソコン（ＰＣ）の記事からです。
『１７．３型フルハイビジョン（フルＨＤ）画面でノートＰＣとして世界で初めて着脱式水冷装置を搭載、ＣＰＵとメモリーの動作周波数を自分で設定した数値に上げるオーバークロック機能を生かし性能を高められる。
同業他社は「ノートＰＣに水冷ユニットを装着するという発想は興味深い。キャリーケースも標準添付され、デモ用に高性能機を持ち運ぶ機会も多いＶＲ（仮想現実）開発者らにも魅力」と評価する。別な同業他社も「デスクトップ機に対抗できる性能」とみる。』
実売価格は59万円！対戦ゲームの処理が軽くて快適とのことだがどんだけ裕福なゲーマーなのだろう？しかも最近の家庭用ゲーム機はグラフィックのクオリティに関して必要十分な性能を持っている。VRでビジネスを始める方以外では限定的需要になりそうだ。
しかしながら「世界初の水冷式、日本でも作れたはず。日本ものづくりは遊び心を失っていないか？確実に売れる製品を石橋を叩いて渡るように売っていないか？」と私は考えてしまう。
今一度原点に帰るにあたって購入者が”面白い”と思う製品は何か？”欲しい”と思う機能は何か？こういう議論を技術者含め社員が語る場があるか？思い返して欲しい。
少し時間があれば思い付くアイデアを実際着手するか、これは最終的にはマネジメントの判断になる。マネジメントは責任の問題から思い切った決断が下せない場合がある。でも一言いいたい「倒産したり買収される前に一度冒険をしてみないか？」と。
面白い製品が日本発で発表されることに期待したい。
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巨大な水冷ユニットでオーバークロック動作を可能にした世界初の水冷ゲーミングノートPC「ROG GX700VO」を含むゲーミングノートPC 4製品を発表
