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日経産業新聞

自動運転モード、解除求める記事、米有力紙がテスラに。

2016/07/25

2016/07/18 日経産業新聞より引用

おはようございます、月光です。今回はテスラモーターズの電気自動車事故に関する記事を紹介します。

記事概要

●米で自動車購入時の影響力が大きいといわれる情報誌「コンシューマーリポート」は、米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズに対し、長時間の手放し運転を可能にする運転支援機能「自動運転モード」を使えないようにするよう求めた。

●「自動運転モード」の作動中に死亡事故が起き、安全性への懸念が強まっているため。運転者の油断を誘いかねない「自動運転」というサービス名の変更も併せて求めた。

●コンシューマーリポートは、手放し運転できないようにする機能更新のほか、消費者への機能の限界についての正確な告知も求めた。加えて、基本的な運転の責任が運転者側にある運転支援サービスに対し「自動運転」という名称をつけるのは消費者に自動車が運転してくれるかのような誤解を与えているとし、過大なマーケティングだと警告した。

●これに対し、テスラ側は「自動運転モードは通常の運転より安全で、今後も走行データを集め技術の改善を続けていく」と反論し、現時点ではサービスを停止しない方針をあきらかにした。


コメント

「自動運転」という言葉を聞いてどんなイメージをするだろうか?文字通り勝手に目的地まで連れて行ってくれるもの、と著者ならイメージする。

ところがテスラモーターズの事故後のコメントは「最終責任者はドライバーにある」と述べている。確かに自動運転モードであっても万が一に備えろという意味は分からなくもないが「自動運転」のイメージ仕方次第では無防備な運転をする人は沢山いるだろう。

テスラモーターズは自動運転モードの安全性を否定しないため問題はややこしい方向に行く。

個人的には「自動運転」ではなく自動運転支援っぽい機能に名称変更して開発を続けたらどうだろう?とシンプルに考える。

今後もこの市場は盛り上がっていくため対応については刮目して見続けていきたい。

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