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日経産業新聞

半導体の春、10年ぶり、IoT特需続くか?

2017/03/24
どもども~月光っす。

IoTで盛り上がりを見せる半導体デバイスメーカー、そして当然その関連企業も盛り上がりますよね?

半導体デバイスの土台ともいうべきシリコンウエハを製造するSUMCOや信越半導体もフル生産が続いているようです。

10年ぶりの特需と言われていますが素人目にみて「もっと設備投資して供給量を増やせば儲かるのに…」と思いますよね。

でもそうではないらしいです。

まず値上げをしないと設備投資がペイ出来ないため、徐々に価格を上げてから設備投資に踏み切るようです。

う~ん日本らしい慎重な戦略。

健全なる成長をするために緩やかな価格上昇を狙っているようです。

約10年前のリーマンショック時のトラウマが残っているのですよね、勝負に出られない理由も分かります。

でも2012年まで赤字に苦しんできたSUMCOはこれまでの経費削減や製造コスト削減に取り組んできました。まさに努力が報われ始めているわけでよね。

とにかく材料律速でIoTや自動運転の開発スピードを鈍化させないように願いたいですね。

以下関連記事抜粋です。

SUMCO―11年ぶりの春、続くか(記者の目電子版から)
2017/03/24  日経産業新聞

 

半導体ウエハーのSUMCOの橋本真幸会長はこう話す。「今年の下期(出荷)分の契約交渉もほぼ決着しつつある。顧客はもう、来年の分の交渉を始めようと言ってきている」

 足元の需給の逼迫を示す強気の発言。価格交渉の主導権もウエハーメーカーが事実上、握っており、小幅で段階的な値上げが進んでいる。ウエハー各社が直近まで続いた厳しい「冬の10年間」を経験しているのも、久しぶりの値上げで足並みがそろう要因だ。

 SUMCOが設備増強の目安とするのは4割の値上げができたとき。ただ、一気に値上げすれば各社が一斉に増産投資に走り、需給が緩んでしまう。今は無理にシェアを追うメリットもなくなっている。「秩序だった値戻しで体力を養う。世界の国内総生産(GDP)の伸びに合わせて逐次増産していくことで需給の波を極力小さくできる」(橋本会長)。4割まで値上げできる時期は、来年後半頃(出荷分)と予想する。

 ただ、今後のハードルは高い。最先端分野に一定の設備投資を続けながら、回収・再投資するサイクルを構築する必要があるからだ。2012年1月期まで3年連続で最終赤字に陥り、投資を抑え利益を出すのに専念してきたSUMCOにとって未知の領域となる。

 営業最高益を記録したのは08年1月期の1403億円。16年12月期(140億円)の実に10倍の水準だった。利益率の高低がその格差の最大の原因。08年1月期に30%に達していた売上高営業利益率は16年12月期に7%まで低下した。

 橋本会長は「営業利益率で20%前後を安定的に出せるようになりたい」と話す。需給を大きく悪化させずに増産投資を続けられるかどうか。実現性はこの一点にかかっている。

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