東大発VB数、群を抜く15年度189社
2016/09/17
2016/07/25 日経産業新聞より引用
記事概要
●経済産業省の調査によると、東大発ベンチャーの数は2015年度で189社と、2位の京都大学(86社)や3位の大阪大学(79社)などと比べても群を抜く。
●ユーグレナや創薬開発のペプチドリームといった上場企業のほか、人工知能(AI)などの先端分野で注目を集める東大発ベンチャーも少なくない。トヨタ自動車による買収が取り沙汰されるロボット開発のSCHAFT(シャフト)創業者のひとりは「アントレプレナー道場」の出身者だ。
●研究成果の事業化に取り組むエコシステム構築の契機となったのが、04年の国立大学の法人化だったという。大学の教員が発明した技術が、大学に帰属するようになり、製品化に向けたマーケティングなどに取り組みやすくなった。
コメント
東大はベンチャー起業数が二位京大の倍以上だそうだ。独立行政法人化して早12年、ジワジワと大学に当事者意識が芽生えてきたようだ。
産学連携本部イノベーション推進部長の各務茂夫教授のロングインタビュー( 世界に羽ばたく東大発ベンチャーたち ――なぜ、東大から次々と有望な起業家が生まれるのか )に寄ると「ベンチャーは少額のお金でもスタートアップできるようになり、特にIT系はやりやすい状況が生まれています。しかし、ライフサイエンス系やモノづくり系のように初期投資がかかる分野は、やはりベンチャー・キャピタルがきちんと面倒を見ていく必要があります。」とのこと。
ベンチャーで成功するものが増えると自然と後輩達も追従するはずだ。
日本にもやっとアントレプレナーの土壌が出来つつある。喜ばしいことだ。
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