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日経産業新聞

家電ベンチャー、UPQ、電動バイク参入、将来の市場拡大にらむ

2016/07/25

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2016/06/08 日経産業新聞より引用

おはようございます、月光です。今朝はベンチャー企業の電動バイク参入に関する記事をお伝えします。

★記事要約
●昨年7月に起業し、2カ月足らずで20余りの製品を発表して話題の家電ベンチャー、UPQ(東京・文京)が、電動バイク「UPQ BIKE me01」を開発した。

●今夏の発売を予定しており、環境負荷の軽減などで注目される電動バイク市場に参入する。

●交換可能なリチウムイオンバッテリーで一回の充電で約35キロメートル走行できる。車体重量は約18キログラム。折り畳めばさらに小型化でき、車のトランクにも収納できる。

●車体にUSBポートを備え、スマートフォン(スマホ)などをバイクのバッテリーで充電できる。4K動画撮影が可能なカメラも搭載できる。

●実際に走行してみると、自転車のように軽々と乗れ、ちょっとした買い物などで街中を走るのにぴったりだ。走り出しのパワーは4段階で設定。原動機付き自転車免許で公道を走れる。

●電気自動車(EV)の開発競争など自動車業界でも技術革新が進むなか、UPQの中沢優子社長は「近い将来に電動機器がより身近になることを踏まえ、自然に電動バイクを開発しようと思い立った」という。

●日本の電動バイクの年間の販売は二輪車市場の1%程度だが、各社が開発に力を入れる背景には、中国など二輪車の大きな市場を中心に環境規制が強まることもある。

●ホンダは2017年をめどに、同社初の電動バイクを一般向けに発売する計画。

●ヤマハ発動機は昨年8月に新型電動バイク「E―Vino(イービーノ)」を発売した。

●米ハーレーダビッドソンも14年に試作車を発表している。



★コメント
電動自転車はよく見るが電動バイクは見たことがない、有りそうでない、その目の付け所に共感する。

最近話題の”燃費”としては一回の充電で35km、別欄に(25km/h定地テスト値、乗員55kg、バッテリー新品、気温25℃、乾燥路面、無風の条件下での数値です。)とあり燃費問題に敏感な顧客に説明責任を果たしている。

実際の外観を見てもらうとわかるがサドルが宙に浮いている!面白いデザインとインパクトだ。かなりコンパクトに畳めて持ち歩きも楽だ。

町乗りに使うなら環境的にも騒音的にも素晴らしい商品だと著者は考える。もっとこのようなベンチャー企業が日本でも伸びてきて欲しい。

日本を代表する大企業が他国の巨大メーカーに駆逐されるなか(特に電子産業)新たな発想で市場を切り開こうとするベンチャー企業。それを支援するのは日本国として当然であるが、別の方法もある。例えばこのブログなどSNSを通じた情報共有だ。

近年の日本ものづくりには商品開発アプローチのやり方にややイケてない対応があったもののその潜在力だけはまだ高い。潜在力で他国に追い抜かれる前に再度世界トップを目指さなければならないと著者は考える。

それを真剣に考えるのはこれから先にものづくりを支えなければならない人間全員である。

ものづくり立国再興を応援し続けていきたい。そんな気になる今日この頃だ。

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