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日経産業新聞

スマート衣料は人命を救う、東洋紡の居眠り運転検知システム

2017/02/03
ども~月光っす。
ウェアラブルデバイスがじわじわ浸透しつつある昨今の状況で『これこそがまさにウェアラブル』だな、と思う製品が記事になっていました。

それは『スマート衣料』と呼ばれる分野です。

今回読んだ記事におけるスマート衣料は下着です。それも心電図をモニターするセンサー内蔵で居眠り運転するとブザーで警告してくれるという優れ物!長距離トラックの運ちゃんや長時間運転が必要なドライバーにはとても有益ですね。

自動運転も居眠り防止を目的とした取り組みの一つですがスマート衣料はその普及前でも使いこなせそうですね。

今回東洋紡が開発したフィルム状導電素材「COCOMI(ココミ)」は銀ペーストなどを薄いフィルム状にした素材で出来たもので、肌から直接信号を読み出すウェアラブルデバイスだそうです。

ジェルを塗ったりする必要がないそうで使用者の負荷も小さそうですね。

下着だから洗濯しないといけませんがどうやってやるのだろう?と、ふと考えましたがまぁ後で考えましょう(笑)

こういう製品の普及で無用な交通事故が減ったらいいなと思いました。

『ものづくりが人を救う』改めて肝に銘じたいことですね。

東洋紡、居眠り運転検知の下着―心電図を取得、着心地自然(NEXTデバイス)2017/02/03  日経産業新聞

東洋紡はウエアラブル機器向けフィルム状導電素材「COCOMI(ココミ)」をセンサーにした居眠り運転検知システムを機器製造会社と共同開発した。ココミを使用した下着型の専用ウエアで心電図のデータを取得し、眠気が生じる特定のパターンを示した際に運転手に警報音で通知する仕組み。実証実験を経てトラックやバス会社など向けに2017年内にも販売を始める計画だ。

ココミは回路印刷に使う銀ペーストなどを薄いフィルム状にした素材。肌に直接触れている状態で心電図などの生体情報を読み取る。ココミを使った今回のデバイスは東洋紡とユニオンツールが共同開発した。ココミで読み取ったデータは、ユニオンツールが開発した機器に記録される。

眠気の検出は両社が開発したアルゴリズムを用いる。心拍周期と呼ばれる、心臓が収縮するときに生じる電気信号の間隔が特定のパターンを示したときに眠気が生じていると判断する。
ココミ素材は約0・3ミリメートルと極めて薄い。伸縮性にも優れ、皮膚が最大1・7倍まで伸びるのに対し、ココミ素材は約2倍まで伸びる。一般的な衣服のような自然な着心地になるという。

ココミを使った専用ウエアをバスやトラックなどの運転手に下着として素肌に直接着用してもらう。ウエア裏側の心臓部付近に設置したココミ素材を通じ、継続的に心電図のデータを収集する。眠気のほか心拍数、加速度、姿勢の変化などのデータも記録できる。
運転手の健康を長期間で管理できることから、疲労状態の把握にもつながる。

居眠り運転検知システム自体は15年に両社が開発していたが、心電図を収集するためにベルトで締めたりジェルで体に貼り付けたりするタイプの電極を使っていた。べたつきなど装着感に課題があり、長時間使用するには不便だった。

ココミは現在、競走馬の心拍測定用腹帯カバーに採用されている。今後は運転手の眠気検知用途だけでなく、スポーツや医療の分野にも用途が広がる見込みだ。
ココミのように心拍数などの生体情報を取得できる素材は「スマート衣料」と呼ばれ、データリソース社の調べによると15年に100億円だった市場規模は21年には約4000億円まで拡大するとみられる。

スマート衣料を巡っては東レや帝人など繊維各社が新たな用途開発でしのぎを削る。東洋紡は今回のシステムの実証実験を中日臨海バス(三重県四日市市)と連携し、運転手向け用途での実用化で先陣を切るべく、作業を進めている。
東洋紡は収益拡大に向けた新規分野の強化の一環として、ココミを使った介護・見守り関連製品の展開を進め、18年度に関連製品の売上高2億円を目指す。

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