JDSoundのポータブルDJシステム―世界のDJ魅了
2016/09/17
2016/09/06
ども月光っす。
日経産業新聞に気になる記事が出ていました。
「JDSoundのポータブルDJシステム―世界のDJ魅了、日本の技術響く」
え? ポータブルDJ?なんのこっちゃ、というわけで記事を要約してお伝えします。
日本発ポータブルDJ
○GODJはタッチパネル・ディスプレーを使った2つのターンテーブルと、ミキサーなどを操作するためのノブやスライダーをA4判の3分の1程度の小さな筺体(きょうたい)にまとめたシステム。
○2012年末の発売からこれまでに世界で計1万台を販売。ユーザーの8割が海外というDJ業界では知る人ぞ知る世界的なヒット製品だ。
○バージョンアップ版ともいうべき次期製品の「GODJプラス」にも熱い視線が注がれている。3月に始めたGODJプラスに関するクラウドファンディングでは、目標金額の2000万円をはるかに上回る5300万円以上の資金を調達した。
○半導体開発で培った確かな技術力と、ユーザーニーズの丹念な吸い上げに裏付けられた「日本品質」が世界で認められている。
○代表の宮崎氏は仙台市にあった米モトローラの開発拠点で1990年代後半に半導体技術者としてキャリアをスタートさせた。その後、半導体ベンチャーへ転職。そこで独自設計のCPU(中央演算処理装置)やオーディオ用シグナルプロセッサー(ASP)を搭載したDSP(デジタル・シグナルプロセッサー)を開発したところ、遊技機に採用されてヒット商品となった。
○5万9800円と安価ながら高価な本格機にも負けない使いやすさと操作に対して遅延がなく確実に動く安定性が自慢だ。
○例えば応答速度。スマートフォン(スマホ)などのDJアプリはタッチパネルの操作と実処理の間に100~200ミリ秒程度の遅延がある。これに対してGODJの遅延は30ミリ秒以下。
○DSPのレジスタ(半導体内部の記憶領域)構成などを教えてもらって処理を最適化している。
○GODJのソフトはスマホのアプリのようにOS(基本ソフト)を介さず、DSP上で直接稼働する。
○GODJプラスは完成品の組み立てと品質検査、梱包という製造の最終工程を宮城県石巻市にあるヤグチ電子工業が担う。ヤグチ電子工業はソニーの「ウォークマン」やワイヤレス・ヘッドホンといったオーディオ機器製造で豊富な実績を持つ。
○「まだまだメードインジャパンのブランドは強い。国内で造ることで日本品質を訴えたい」。
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誰でもDJになれる
JDSoundの代表宮崎氏は元半導体技術者、モトローラという大手からベンチャーに転職し独立。過去の人脈とキャリアを生かした新規事業を確立している。
独自システムによりスマホやタブレットでは得られない軽快なタッチ感が得られるそうだ。応答速度はDJの肝っすよね。やったことないけど。。
クラウドファンディングで5300万集まる事からも世界からの高い期待が伺えますよね。
日本ものづくりとしても素晴らしい成果ですし大手メーカー出身者の独立起業としての成功例としても賞賛に値しますね!
日本のサラリーマン技術者も独立起業して成功出来るってことですもんね。いやいや羨ましいっす。次回作GODJプラスでみんな DJデビューしてみますかね。