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日経産業新聞

三菱電機の「霧ケ峰」、私だけのもの

2016/09/26
ども月光っす。
最近エアコンって進化しているのかなぁ、なんて白物家電屋が聞いたらぶち切れそうなことを考えていたら気になる記事がありました。
本日の日経産業新聞より要約してお伝えします。

AIがあるエアコンは何がすごい?

三菱電機の「霧ヶ峰」シリーズは非常に有名ですが今回AIを活用して凄い製品に生まれ変わりました。

以下記事要約です。

○世界で初めて、大人とは温冷感の違う子供をとらえる機能が付いた。

○AIを使いこなして手足の温度をとらえ、体感温度が高くなりやすい子供と大人で風を吹き分ける。

○今回はセンサー情報を踏まえて個人を識別するという点で、より賢くなった。

○画像センサーで同じ部屋にいる人の手先や足先の温度変化を測って、体感温度の違いを判断する。さらに、身長がわかる独自アルゴリズムで約75~130センチメートルの子供を見極める機能がある。

○FZシリーズは、プロペラ型ファンを2つ備え、風の強さを制御する。同じ部屋にいる大人と子供に合わせ、足元に最大セ氏5度違う温度空間をつくれる。

○Zシリーズはエアコンでは一般的なラインフローファンをひとつ搭載。風あて運転と風よけ運転を自動で切り替え、子供の温冷感に合わせて最大2度違う風を送る。

○きめ細かい配慮を実現しようとするのは日本メーカーらしさと言える。リモコンを奪い合う家族の姿は、日本の住宅から消えるかもしれない。

○白物家電の業界は長らく、中国をはじめ新興国のメーカーが主導権を握っている。だがAIが登場したことで、新しい競争が始まっている。AI家電は日本勢が盛り返す切り札になり得ると期待する声もある。

関連リンク「Fun in Living(三菱電機HPより)」

AI家電いいっすね!

AIを応用すると従来の家電製品に新たな機能が付与され付加価値が高まることが分かりましたね。

特に子供と大人を切り分ける技術は画像センサーの性能向上あってのもの。各種デバイスの連携頭脳をAIが果たす、という形に日本ものづくりは移行していくような気がします。

技術力を買うことは出来ますが、日本人特有の「気遣い」は買ったり真似したり出来ませんね。

使う側に立ってものづくりをする、当たり前の発想が新たな製品を作りヒット商品を生むのではないか?そんな気になる記事でした。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

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