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日経産業新聞

アナログ半導体で勝負、東芝半導体子会社社長に聞く

2016/07/25

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2016/06/15 日経産業新聞より引用

おはようございます、月光です。今朝は東芝が分社化した半導体子会社の戦略について紹介します。

★記事要約
● 東芝が半導体受託生産(ファウンドリー)事業を本格展開する。

●4月にアナログ半導体や大規模集積回路(LSI)などを分社し設立したジャパンセミコンダクター(岩手県北上市)が主導し、車載や家電向け半導体の生産を岩手工場(岩手県北上市)と大分工場(大分市)で請け負う。

●同社の森重哉社長に戦略と展望を聞いた。独立し社名をジャパンセミコンダクターとしました。「日本のものづくりを世界に発信するという観点で名付けた。『再編ありきの日本連合』という意味ではなく、世界に対して日本品質を訴える狙いだ。特にアナログ半導体は技術の擦り合わせが生きる分野で、受託生産で顧客要望をかなえるためには細やかな対応力が必要。メモリーやCPU(中央演算処理装置)のように大量生産で効率を高めるものではなく、小回りの利く少量多品種生産で勝負できる」

●ファウンドリーでは台湾のTSMC(台湾積体電路製造)への一極集中が続いています。
「大量受注で規模を追うビジネスではコスト競争力で勝てない。小ロットで素早く生産する点で差異化を図る。TSMCが試作に22日かかるものを当社は11日で対応する。自動車向け半導体を長年手掛けてきたことで信頼性の高い『車載品質』での受託生産も可能。既に自動車向けの品質保証の認定を取得しており、自動車部品メーカーからの引き合いも多い」

●車載向けが中心になるのでしょうか。「車載は当社が強みを生かせる分野。そのほか液晶パネル駆動や電源管理、通信用半導体などを手掛け、車載のほか家電、スマートフォン、ゲーム機向けといった幅広い受注に対応する。工場を持たないファブレスの半導体設計会社は増えており、今後もファウンドリー事業は伸びていく」


★コメント
東芝半導体子会社が逆襲に打って出る。アナログ半導体を盾に短納期で且つ独自路線の製品を売りに突き進むという戦略だ。

特筆すべきはファウンドリ事業に本腰を入れる点だろう。著者は考える「なぜもっと早くファウンドリ事業に本腰を入れなかったのか?」日本ものづくりの強みが”複雑なすり合わせ”でしか作れない製品にあるならばもっと早く世界にアピール出来たはずである。

台湾の巨人TSMCにどこまで迫れるか、今後の動向に注目である。

車載半導体は今後最も伸びる分野ではあるがデジタル抜きで果たして仕様を満たせるのだろうか?アナログ半導体の領域だけでもシェアを奪うという発想なら上手くいくかもしれない。

ジャパンセミコンダクター、日本ものづくりの復活を掛けた挑戦が今始まる。

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