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日経産業新聞

電子部品、低迷長期化も…

2016/07/25

2016/04/01 日経産業新聞より
おはようございます、月光です。今日はiPhoneを代表した電子産業の記事についてです。
記事:電子部品、低迷長期化も…

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『米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone6s/6sプラス」の減産を引き金とする電子部品の出荷低迷が長引きそうだ。2016年1月の電子部品の出荷額が前月に続いてマイナス成長になった。電子部品各社は脱スマホ依存に動き始めた。一方で半導体製造装置の受注はiPhoneの次期主力モデルを見据えて回復し始めた。
電子情報技術産業協会(JEITA)が31日に発表した日本メーカーによる16年1月の電子部品の世界出荷額は3109億円で、前年同月比で6・9%減少した。15年12月に5・6%減と2年10カ月ぶりのマイナス成長を記録しており、マイナス幅が拡大した格好だ。コンデンサーやコネクター、センサーなどほとんどの種類の電子部品で前年実績を下回った。
アップルがiPhoneの減産を電子部品各社に通告したのは「15年11月後半ごろ。12月から部品の生産調整が本格化した」(電子部品メーカー幹部)。その影響で出荷額は急減、2カ月連続のマイナス成長となった。
中国・韓国スマホメーカーやiPhoneの小型モデル「SE」も力強さを欠いており、落ち込み分をカバーできない。iPhoneの次期主力モデル向け受注が本格化する16年7~9月まで電子部品の生産回復はずれ込む見通しだ。
電子部品各社は改めて過度なスマホ依存のリスクを認識し脱スマホ依存へと動き出した。TDKは連結売上高の約4割を占めるスマホ比率を5年後に3割程度に引き下げる方針を打ち出した。15年12月にはスイスの自動車向けセンサーメーカーの買収を決めた。
アルプス電気は新規事業としてエネルギーやヘルスケア、あらゆるモノをネットにつなぐ「IoT(インターネット・オブ・シングス)」の3分野に注力する。光医療機器開発のジーニアルライト(浜松市)と共同で、生体センサーモジュール(複合部品)を16年上期中に事業化する計画だ。
デバイス市場全体の先行指標となる半導体製造装置の受注は、iPhoneの次期主力モデルを見据えて既に回復しつつある。
日本半導体製造装置協会(SEAJ)によると、16年2月の日本製半導体製造装置の受注額(3カ月移動平均)は前年同期比9・5%増と、半年ぶりにプラスとなった。電子回路を重ねてNAND型フラッシュメモリーの記憶容量を増やす3次元化など、次世代品の量産に向けた投資が受注を押し上げる。
半導体製造装置の受注は15年夏から秋にかけて中国の成長減速やパソコン市場縮小を受けて落ち込んでいた。風向きが変わったのは15年末以降と最近だ。顧客によって投資意欲に強弱があり、メモリーなどの価格動向も不透明な状況にある。今後も好調な受注が続くかどうかを「一概にいうのは難しい」(装置メーカー)と慎重な声もある。
液晶や有機ELなどフラットパネルディスプレー(FPD)では、アップルがスマホの次期主力モデルに採用すると噂される有機ELパネル向けの設備投資が活況を呈している。日本製のFPD製造装置の受注額は15年2月以来、ほぼ一貫して400億~500億円と高水準が続く。12年~14年は100億~200億円台だった。
FPD製造装置の受注好調は、中国が国策としてFPDに資本を集中して投下していることも背景にある。17年前後に中国でFPDの新工場が一斉に稼働を始めるとされ、供給過剰に陥るリスクを懸念する声が強まっている。』
★コメント
スマホブームとくにiPhoneブームにやや陰りが見られる。過去をみてもずっと売れ続ける商品群というのはこと電子産業に取ってはほぼゼロである。もの自体は存在しても利益が出せなければ意味がない。iPhoneがバージョンアップするごとに付加価値を高め続けられれば売れ続けるだろう。しかし、そんな商品はない。恐らくあるレベルまでいくと顧客は満足しブームは落ち着くはずだ。ブームに依存し易い電子部品及び装置メーカーはこれに振り回されるのが常だ。逆に流行りの製品に左右されない水平分業体制を敷く企業は生き残るだろう。果たして次の主役は何だろうか?確実に言える事は顧客が心から”欲しい”と思う商品が売れる、というシンプルな結論だろう。アイデアを出しものづくりを加速させ、再興したい、その中心に日本がいることを願ってやまない。

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