リオ五輪、卓球支えた日本のものづくり
2016/09/17
2016/08/24
ども月光っす。
今朝めざましテレビを見ていたら気になるトピックスがあったのでお伝えします。
リオ五輪卓球 卓球台は日本製
リオ五輪卓球男子で見事個人銅メダル、団体銀メダルを勝ち取った水谷隼選手がテレビでこんなコメントをしていました。
「今回いい結果が出せたのは日本製の卓球台のおかげ、東京オリンピックがもし日本製でなくなればメダルは取れないだろう」
いったいどういうことなんでしょうか?
リオ五輪の卓球台を供給したのは株式会社三英というメーカーです。三英がオリンピックに卓球台を供給するのはバルセロナオリンピック以来二回目だそうです。
前回は中国製が採用されていました。
何が違うのでしょうか?要約すると以下の特徴があります。
☆三英製卓球台の特徴
○小割の積層材を並べて配置することで反りを低減した。反発の均一性向上。
○曲線を持つ木製の足を使っていて、その木材(ブナ材)は被災地岩手県宮古市より調達した。
○木製足のデザイナーはソニーウォークマンをデザインした澄川伸一デザイナー
○青にも緑にも見えるレジュブルーを採用した。
詳細は以下リンク
採用が決まった2013年より試行錯誤の繰り返しだったそうです。
木の足は経時劣化や振動の問題があったものの何度も試作と評価を繰り返した結果出荷レベルまでこぎ着けたとのこと。
ブラジル移民の日系人は卓球に夢中だった、という歴史があるらしく、特別な思いでリオ五輪へ卓球台を送り出したそうです。
日本のものづくりへのこだわりが今回のメダルに繋がったと言っても過言ではないでしょう。
選手にとってはもちろんですがオリンピックに製品を供給するメーカーにとってもオリンピックは重要な舞台ですね。
東京オリンピックでも日本ものづくりがメダルに貢献出来るといいですね。
三英 国際規格サイズ 卓球台AP-275A(移動キャスター付)
三英