リコー、リケジョ耕す
2016/09/28
ども月光っす。
リケジョって一時期流行りましたよね。
そう例の事件で。。
あの事件は置いておいて、リケジョの活躍は今後の日本ものづくりにとって最重要ではないでしょうか。
関連記事が今朝の日経産業新聞に出ていたのでお伝えします。
リコーの中長期的戦略か!?
以下記事要約です。
○リコーが女子学生への接触を増やしている。高校生を研究所の見学に招き、大学進学時には工学部に進んだうえで製造業で仕事をするイメージを持ってもらう。
○女性の技術者が少ないために、社員に占める女性の比率が思うように上がらない。即効性はないが、同社への就職を選択肢に入れる予備軍を増やそうとしている。
○高校2年生から大学院生までの7人の女子が所内を見学した。360度の風景を一度に映せる全天球カメラ「シータ」の画像を目の当たりにした。製造ラインなどに使う産業用カメラの映像を見てわずかな色の違いや傷が分かると感嘆の声が上がった。
○女性の研究員との意見交換する場も設けられた。発電ゴムを開発した研究者や複合機などの開発現場の技術者ら3人が出席した。
○「基礎研究の成果をどんな製品にするのかは誰が決めるのか」との製品化に関する質問や、「会社は効率を優先してやりたいことはやらせてくれないイメージがあるが?」など仕事のやりがいを問う声が出た。
○リコーの社員の平均勤続年数は2015年に女性が男性を上回った。
○リコーは工学系の技術者が多い企業が女性の比率を上げるには高校の段階から理系を専攻する女子を増やし、工学部に進学してもらうことが大事と考えた。
関連記事「Rikejo」
リケジョはなぜ増えない?
理系女子って少ないですよね。
工学部はやはり男臭い世界であるというイメージが強いです。月光も工学部出身でしたが教育学部や法学部にいくとキラキラした女子が多くいて羨ましく見えました。
なぜ工学部には女子が少ないのか?
理系に進むには数学、物理、化学等が必須ですよね?これらの科目に魅力を感じない、もしくは理解出来ないってのが現実ですよね。
また、最終的にものづくりに興味が無いってのも理由の一つでしょう。泥臭くてエレガントではない印象も要因の一つですかね。
リケジョを増やすには以下が必要と考えます。
①ものづくりの楽しさを感じてもらう場を企業や国がもっと設定する。
②数学、物理、化学の学習のために「どのように使われているか?」実例をあげた授業をする。
③工学部をもっと清潔にする。
④技術者、研究者の報酬アップ(知的財産による収入とか)
数学だと三角関数や対数関数、一次変換や微分積分が企業で如何に使われているか?実例を見ると学生さんも面白いと思うのではないでしょうか?
リケジョには理系男子に出来ない発想や行動が出来ます。男女協力して日本ものづくりを盛り上げないと他国に太刀打ち出来ませんね。
華やかな工学部、想像するだけでモチベーション上がります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。