モンゴル人大規模採用の意味を考える
2016/10/13
ども月光っす。
今日の気になる記事を展開します。
日本が不景気になり就職難と呼ばれて久しいですがそんな中AIの分野でモンゴル人大規模採用の動きがあるそうです。
どういう事なんでしょうか?
AIソフトのデータアーティスト、モンゴル人大規模採用、5年内に800人。
2016/10/13 日経産業新聞
以下記事要約してお伝えします。
○人工知能(AI)ソフトを開発するデータアーティスト(東京・渋谷、山本覚社長)は12日、モンゴル人の大規模な採用を始めると発表した。
○エンジニアを育成しているモンゴルで即戦力を探し、自社のAI開発を加速させる。
○まずは日本に住むモンゴル人エンジニアを中心に、2018年3月をめどに300人の採用をめざす。
○データアーティストはマーケティング用のシステムを開発している。AIを使い、顧客の属性やアクセス履歴などを解析して蓄積する。価格比較サイト「価格ドットコム」など450社と取引している。
○モンゴルは日本語を取り入れたカリキュラム作りや日本との文化交流が活発で、数学教育にも力を入れているという。
○モンゴルの進学校と連携して、17年度をめどにAI学科を設立する予定で、5年以内に800人のエンジニア確保をめざす。現在は20人程度。
○日本のIT(情報技術)企業はAI人材獲得のため、米国やアジアで採用を進めている。採用の費用は上昇傾向にあるため、モンゴルに着目した。
関連サイト「データアーティスト、モンゴル人AIエンジニアの大規模採用プロジェクト"蒙古班"を開始
(データアーティスト株式会社)」
由々しき事態か!?
モンゴル人は親日で相撲をはじめ文化の交流も盛んです。
また、数学的能力に秀でた人材が豊富でAI開発の即戦力になるとのことです。
恐らく採用費用の関係で米やアジアより優位であることが最も大きな要因でしょう。
しかしこの記事を読んで私は危機感を抱きました。今後日本ものづくりにとっても最重要テーマとなるAI、その基礎的能力が他国より劣るならばやがて日本のエンジニアは職を失うのではないか?と。
グローバル人材の育成も大事ですが、理系男子女子の育成の方が急務なのではないでしょうか。
少なくとも自分の子供くらいは国任せにはせず、他国に負けない教育をしてあげたいと考えた記事でした。
ここまで読んで頂きありがとうございます。