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日経産業新聞

双日、日本語力は不問、海外から新卒、アジア中心

2016/07/25

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2016/06/07 日経産業新聞より引用

おはようございます、月光です。今朝はグローバルな採用に関する情報をお届けします。

★記事要約
●双日は2012年から外国人の新卒採用で、日本語の能力を不問にした。日本語が話せる人の奪い合いが激しくなっているためだ。

●慣れない土地で暮らすことが負担になり、退職者も毎年いる。確保は順調だが、定着が課題になっている。

●現地の大学などで英語の会社説明会や面接を開き、東京の本社での最終面接を経て内定する。面接には東京から人事担当が出向く。

●例年、10月に来日して半年間、日本語学校に通ったり双日の社員と寮で生活をしたりして日本語を集中的に学ぶ。翌年の4月に日本人の新卒と同じ時期に正式に入社する。

●「日本語が話せる優秀な外国人留学生の採用はレッドオーシャン(競争が激しい市場)になりつつある」(人事総務部)ことで、日本語という制限を外した。

●ターゲットは北京大や香港大、タイのチュラロンコン大学など各地のトップ大学の卒業生。12~14年は中国と香港、シンガポールで、15年には初めてタイで募集した。今年2月にはインドネシアでも初めて説明会を開いた。

●年100人程度を新卒採用するうち、外国人は5~6人いる。「毎年、各地でトップの大学生が採れている」。

●懇親会の際に若い社員が酒を注文する役目を負うなど日本独特の習慣に戸惑った。「日本文化を学ぶ良い機会」と前向きに捉え、慣れるように努めている。

●12年以降に採用した外国人のうち、毎年退職が出ている。慣れない異国の地でゼロから生活し、働くストレスもあるようだ。

●総合商社はグローバルな事業をしながらも、日本の本社は「ほぼ日本人。外国人の役員もほとんどいない」とある商社の幹部ははっきりと言う。

●採用と定着は別。定着の取り組みにより力を入れていくことが求められる。


★コメント
大手総合商社の双日は新卒採用を中国、タイ、インドネシア、シンガポールなどアジア諸国から積極的に行っているようだ。日本語が話せるに越したことはないがそのような有能な人材は奪い合いになっているため、日本語が話せない有能な人材を採用するとのこと。

真のグローバル人材という意味では現地の習慣や言語を話すことは必須だろう。技術力や日本語力は後付けで構わないという考え方は著者も納得である。

ただ、旧来の日本人のように一社に定年まで勤めるという発想が乏しいからか離職率も高いことが課題であるとのこと。近年では日本人ですら終身雇用が難しい状況であるためアジア人に限った課題ではないと考える。

さて、このような記事を日本の学生が読むとどう感じるのであろうか?「日本人の採用数が減るから嫌だな」とネガティブに考えるか、「海外の人材と密な交流を経て自らもグローバル人材になれるよう頑張りたい!」とポジティブに考えるか。そこで既に差が出るのではないか?もちろん人事が欲しいのは後者の人材だろう。

IT革命により世界のバーチャルな壁
は撤廃されたが、企業内のリアルな壁も無くなる方向だ。

内向きな自分を一旦忘れ、グローバル社会を生き抜くために”どう変わらなければならないか”冷静に考えるのもいいだろう。

ぼーっとしていれば、製品シェアも職も他国に持って行かれてしまう。自分再起動の精神を強く持ちたい。

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