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日経産業新聞

3Dプリンターで太陽電池開発、カラフルな発電、身近で

2016/07/25

2016/07/07 日経産業新聞より引用
おはようございます、月光です。今日は七夕ですね。七夕とは全く関係ない色素増感型太陽電池の記事を紹介します。

◆記事概要

●早稲田大学准教授 梅津信二郎氏(37)
住宅の壁や家具がカラフルな太陽電池に――。早稲田大学准教授の梅津信二郎(37)が描くのは、身近な空間の至るところに太陽電池を設置し、必要な電気をまかなう生活だ。自ら開発した3D(3次元)プリンターを使い、次世代の太陽電池を安くつくる研究に取り組んでいる。

●色素増感型と呼ばれるタイプの太陽電池。シリコンを使う一般的な太陽電池に比べ変換効率は低いが、作りやすいため製造コストが安く、薄くして壁などにも取り付けられる。様々な色が選ぶこともでき、室内の明かりでも発電可能だ。

●開発する技術では、電極の上に酸化チタンを塗るために特殊な3Dプリンターを使う。ノズルから射出した酸化チタンは立体的な構造をとり、自然に隙間ができる。この隙間のために光が当たる表面積が増え、変換効率が向上する。通常は酸化チタンに上から圧力を加えて塗るので、隙間はできない。

●変換効率を高くするため酸化チタンが最適な厚さになるよう調整する際にも、数マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル単位で制御できる3Dプリンターの利点が生きる。

●目をつけたのは、電気を発生させて液体をはき出す静電インクジェット方式。圧力で押し出す通常のインクジェット方式ではインク排出部分全体に一定に力がかかる力が、静電気式だと静電気が通る先端に集中するためインクを細かく操ることができる。粘り気が強い液体も扱いやすく高精度で印刷できるのが特徴だ。



★コメント
37歳の准教授が見せる近未来の家、そこには3Dプリンターで射出形成された色素増感型太陽電池が敷き詰められている。実に夢のある技術だと個人的には考える。

色素増感型太陽電池は変換効率がシリコンより劣る事から応用の進みが遅く「将来技術」の域を脱していなかったが3Dプリンターとのコラボで未来が開けそうだ。

コラボレーションによるブレークスルー!まさにイノベーションの本懐!こういうタイプの開発は日本ものづくりが得意な領域。他分野との協業で新しい世界を作って欲しい。


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