効率最高の太陽光パネル、パナソニック、反射損失少なく
2016/07/25
2016/03/03 日経産業新聞より引用
『パナソニックは2日、太陽光を電気に変換する効率が世界最高となる太陽電池パネルを開発したと発表した。変換効率は23・8%で、これまで世界最高だった米サンパワーの22・8%を上回った。(中略)
同社は14年にセルの変換効率が25・6%と世界最高の太陽電池を開発した。今回開発した電池は当時と同じ製法を採用。電極をすべてパネルの裏面に配置することで電力損失を少なくしている。
ただ、量産品ではこの製法を採用していない。今後は量産に近い製法で開発したパネルでもより高い効率を達成することが課題となるという。(中略)
太陽電池市場は中国や韓国の安価な製品が流入。国内では再生可能エネルギーの買い取り価格の低下を背景に市況が悪化している。パナソニックが主力とする住宅向けも市場縮小の影響を受けており、収益環境が厳しくなっている。光をより効率的に電気に変換できる太陽電池パネルを早期に実用化し、販売回復につなげる。(省略)』
★コメント
成果は成果、物理的には興味深い結果と考えるが量産化及びビジネスにいかに早く繋げて世界にアピール出来るかが今後のポイントだろう。
世界の太陽光発電の累積導入量ランキングはドイツ、中国、日本の順で日本は世界第三位だそうだ。
また欧米や中国、台湾メーカーの台頭により日本メーカーのシェアは約5%にまで落ち込んでいるという。半導体、液晶と同様特にアジア勢の猛追に苦しんでいる。ものづくりの力と独自の販売戦略で日本の存在感をアピールしてほしい。