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日経産業新聞

小田急電鉄が農業事業開始、ミニトマト生産

2016/07/25

2016/02/25 日経産業新聞より引用
『小田急電鉄は農業事業を始めると発表した。グループの神奈川中央交通が相模原市に持つ土地を利用し、糖度の高いミニトマトを生産する。栽培や収穫は農業ベンチャーの銀座農園(東京・中央)に委託する。小田急電鉄は沿線で貸農園を運営してきたが、農業事業は初めて。
約3700平方メートルの遊休地のビニールハウスで栽培、年19トンの収穫を見込む。11月中旬から販売する。病原菌を通さない特殊なフィルムを使った農法を採用。ハウスに定点カメラやセンサーを設置して労働者の負荷を軽減する。
収穫物は東京都や神奈川県に26店あるスーパー「小田急OX」などグループ店舗で販売する。』

★コメント
少しローカルな話。この記事のポイントは3つあると思う。
①異業種コラボにより新規事業分野を開拓している。
②ハイテクを駆使して労働者負荷を低減している。
③社会的課題となっている休耕地問題の解消や就労機会の創出など地域の活性化に貢献しようとしている。
コラボにより単一の企業では絶対なし得ない事業を事業化し収益向上と社会貢献を同時に達成する、いい仕事だと思う。
グローバル化の一つの形態として注目したい。

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